大好きなものたちの百物語

好きなものについて語るブログです

#003 心を安定させるもの。僕が信仰している宗教のこと。

【スポンサーリンク】

精神安定剤。というかもはや血。俺の体にはミルクティーの血が流れている。なんともメルヘンチックだ。糖尿病なんてものはこの世界に存在しない。

 

でも実はもともとレモンティーが大好きだった。こんなことを言うと、異端扱いされてミルクティー教から破門されてしまうかもしれないが、少し落ち着いて欲しい。キリストの弟子のパウロだってもともとはキリストを迫害していた。しかし彼はその後、新約聖書の著者の一人となり、キリスト教の発展に大きく貢献した。なので僕もミルクティー教の聖典を書いて、その教えを広めようと思う。

 

ミルクティー教には大きく三つの宗派がある。紅茶花伝派、リプトン派、午後の紅茶派である。ほかにもティーズティー派などもあるが信仰している国(もといスーパーやコンビニ)は少ない。この三つは大体どこの店にも置いてあるので、ミルクティー三大宗派と呼ばれている。それぞれの宗派を掛け持ちすることも可能で、僕は三つとも掛け持ちしている。体制はすごくあまあまな宗教なのだ。ミルクティーだけにね!

 

僕が一番信仰している宗派は紅茶花伝派である。なぜなら一番オイシイからである。その味はロイヤルなのだ!高級感が溢れてちょっと贅沢した気分。実際に近所のミニストップでは午後ティーより10円高い。ただ一つネックなのはコンビニだと値段が高いのと、売ってるお店が少ないことである。

f:id:choris1106:20190514211222j:plain

 

そんな時に選ぶのはリプトンである。ミルクティー派で唯一の紙パックで、コンビニで買っても108円なので比較的安い。コンビニ国の住民の信仰率は100%なので、ほぼすべてのコンビニで売っている。無い時は売り切れている時だ。優秀な宣教師である証である。

f:id:choris1106:20190514211046j:plain

 

そんな順風満帆に見えるリプトン派にも実は頭を悩ませていることがある。十字軍、もとい抹茶ラテ軍の襲来である。抹茶ラテ軍は期間限定ではあるが、甘いもの好きはみんな抹茶が好きなのでその強さは異常である。僕も抹茶ラテ軍の攻撃には降伏するしかなく、目についたら嬉しくなってついつい買ってしまう。

 

そんな時ミルクティーたちは耐えるしかないのである。森永乳業が決めた期間が終わるその日まで。その他にもほうじ茶ラテ軍や、今はチーズケーキティーラテ軍の襲撃を受けている。

 

一番平和な生活を送っているのは午後の紅茶派だ。だいたいどこのスーパーにもコンビニにも売っている。信者の数も一番多い。一年位前にはペットボトルのデザインを変えるほどの余裕っぷり。権力が強くなるとできることが増えるが、かつてのキリスト教のように免罪符を売ってお金儲けに走るようなことはしてほしくないですね。

 

そんな午後の紅茶派は唯一偶像崇拝を奨励している宗派で、聖母マリアのような存在がいる。それがこの人だ。よく見ると全ての商品のパッケージにいる。名前は知らない。

f:id:choris1106:20190514211318j:plain

 

 

こんな感じでミルクティー教についてざっと説明してみた。あなたもコンビニに行ったとき、ふとミルクティーに目を落としてみてほしい。そして試しに買ってみるのだ。その日からあなたもミルクティー教に仲間入りだ!