大好きなものたちの百物語

好きなものについて語るブログです

(#005 ) 日のサマー

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今回は僕の好きな映画について書きます。書かせてくれ。

 

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この映画には自分の好きなものが全部詰まってる!といっても過言じゃない。恋愛映画なのに軽快でポップ。もともと音楽のMVを撮っていたマークウェブ監督の初めての作品で音楽がいろんなところに散りばめられてる。思わず90年代ポップのファンになってしまった。あまりに効果的過ぎたのでDVDより先にサントラが欲しくなって、ふとサブスク漁ってみるとプレイリストが存在したので聴きこんでる。まずは音楽が最高。

 

この映画のストーリーの何がいいって、やはり最初の出会いである。エレベーターに主人公のトムが乗っていると、後からサマーが入ってくる。そこで二人っきりになるんだけど、トムが聴いていたThe Smithをセンスいいねって。いや、理想的な出会いすぎかよ。一瞬で恋に落ちるわ。マカオの世界一のバンジーだって0.1秒で飛べちゃう。音楽の趣味が一緒ってきっかけこの世で一番最高な出会い方だと思うんですよね。

 

さらにデートも最高。IKEAで夫婦ごっこって。おい!!全非リアが嫉妬するだろこんなん。俺も行ったわIKEA。長久手の。俺も早く彼女とIKEAデートしたい。あと、レコード屋デート。趣味が合うのって本当に最高だと思うんですよね。別に古本屋でもセレクトショップでもお花屋さんでもいいわけで。とにかく二人で目の前のモノについて語り合いたいのだ。交わったり和爾割らなかったりする知識の中で。二人だけのものが増えると嬉しくなります。こんな感じでこの映画はモテないクンの妄想のクオリティをあげてくれます。

 

理想のデートの話になっちゃってるけど、実はこの恋愛、結局うまくいかない。サマーはトムにしっくりきてないらしい。それでもこの恋愛話はとても好き。うまくいかない話の中では一番好き。この映画を観てると、サマーとのデートが決まって周りの人と踊りだしちゃったり、サマーがそっけなくてもう終わりだと絶望して、お皿を何枚も割っちゃったりする。(この時感情が0なのが面白い)こういうのを見ると、自分の行動が心に振り回されるのもまた面白いなって。現実でそれやると無理があると思うけど笑。

 

結局何が言いたいかというと、洒落ポップな恋愛映画を観たい人にはこの映画はほんとにおススメって話です。